2010年11月28日

著作権の保護期間

 著作権は、永久に保護されるものではなく、保護期間が決まっています。

 これは、原則として、著作者の死後50年です。

 ただ、著作者の名前がないものや団体名義のものは、公表してから50年です。

 また、映画については、公表してから70年になります。

 このように著作権には、保護期間が定められていますので、保護期間が切れた後は、その著作物を、特に誰かに許可を得ることなく利用することができます。

 例えば、夏目漱石は50年以上前に亡くなっているので、「吾輩は猫である」とか「坊ちゃん」の文章を自社のHPに掲載しても特に問題がありません。

 ただし、音楽などについては、著作隣接権に注意する必要があります。

 著作隣接権とは、実演家、レコード製作者などに与えられる権利です。

 例えば、ショパンの曲をあるピアニストが演奏して、それをレコード会社がCD化した場合、ショパンを著作者とする著作権は切れていますが、実演家やレコード会社の著作隣接権は残っています。

 演奏やCD化の翌年から50年が保護期間だからです。

 それゆえ、このCDの収録されている曲を無許可でHPで使用したり、店舗で流したりすると著作隣接権の侵害となってしまいますので、注意しましょう。


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posted by 弁護士 吉成安友 at 22:28| Comment(0) | 知財関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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